点字をいれるということに関して言えば、予め資材に点字を施しておけば実現できます。
でも、過去にそのような商品はみたことがありません。
なぜないのか? それは、たぶん、コストの問題が関わっているのでしょう。
仕入れである資材に点字を施すのであれば、当然コストがかかります。
購入する側からすれば単価も上がるし、資材の管理もそれなりに面倒になります。
なぜかと言えば、同一形状の商品でも種類がある場合には、それぞれに対応する必要があるからです。
例えば、歯ブラシ。
同一の形状であっても、『ふつう』『かため』『やわらかめ』と3つの種類あります。
もし、資材購入で実現するなら、3種類の資材を買う必要があります。
つまり、容器を別々に管理する必要が生じるというわけです。
ということを思えば、なかなかそこに踏み込めませんよね…
良いとは分かっていたとしても、かなりのハードルです。
でも、もし包装処理を行う段階で、点字をいれることができればどうでしょうか?