朝の情報番組で、人手不足のことをやってました。
こんにちは、
大阪・柏原でブリスター包装機をオーダーメードで手掛けています。
ブリスターパック・ラボ、担当のけたろーです!
さて…
どの分野でも深刻?
「おはよう朝日です。 ただ今~」 って、ほぼ、毎朝みてる情報番組です。 というか、テレビのオンタイマーがこの番組になってます。w
今朝は、人手不足のことをやってました。 どんな分野でも深刻みたいですよね。 バスの運転手とかの問題が顕著みたいです。 2024年問題? でしたっけ… 運送の担い手であるドライバー不足の問題も顕著になりつつ。
人手不足や少子化とか、前々から言われていたのだけど政治家の無策というか… (^_^;)
出生率が低下して、少子化に歯止めがかからず、それを補うかのように外国人への優遇処置。 なんだかなぁって言う気がします。 こと、中国からは留学とか移住とかたくさん来てるようですよね。 そのうち、実効支配にされてしまったりして。大汗
と、文句を言っても始まらない人手不足の問題は、もはや足元に火がついてて、待ったなしな様相ですよね。

産業の分野で。
人手の問題は、当然、人手で頼らざるを得ない分野では死活問題です。 でも、生産現場とか製造現場で考えると、〝機械化(自動化)〟という手段があるので、まだマシなのかもしれません。 とはいうものの、単純作業ならいざ知らず、〝職人芸〟的なのはまだまだ難しそうです。
で、結局のところ、要は、人手不足への対策として機械化をどのタイミングで実施していくのか? っていうことなのだと思います。
まだ大丈夫… だと思っていると、手遅れ… になってしまうのは否めないです。
その昔… 人手が潤沢にあった頃。
一昔前のことを思い返すと、その当時は、人手も潤沢でしたよね。
ボクは、親元でこの仕事をするようになって25年ほどになるのですけど、20年くらい前って、まだ人手の問題はなかった気がします。 機械化や自動化って、よほどな考えをお持ちのところしか採用されなかった気がしてます。
よほど、重たい物とか危険な作業は別なのですけど、機械化といっても人手の作業を補完するような格好で、メインは〝人手〟で行うという感じな格好が多かったような… 概ね、

それは、スタッフにさせればいいんで!
と言う感じでした。
今でも印象に残っているのは、あるお客さんで自社のタイ工場へ機械をいれるという案件でのこと。



人はナンボでもおるから、人手の問題はない。
って… なので、それほどの機械化は考える必要なし、ということだったんです。 それがすごく印象的でした。
で、そこから時を経て、今ではそれが一変しています。
タイのみならず、東南アジアの各国では賃金が上昇基調で【人はナンボでもおる】の状況から一転して、如何に少ない人手で作業をしていくか? ということがテーマになってきてます。
逆に、先見性があるところでは、その当時から徐々に機械化を考えていると言う感じですよね。
人手の問題には2つの側面。
ひとくちに人手不足が問題だ…
とは言われているのですけど、そこには2つの側面があると思います。 こと、恐らく製造業の分野では、2つの側面が同時進行的に顕著なのだと思います。
2つの側面とは、まず労働力としての問題。 そして、もうひとつが〝労働費用〟つまり、人件費としての問題です。
人手がほしい… とはいうものの。
人手が必要で、ほしい! とは言うものの、そこには人件費の問題が絡んできます。 で、思うんですけど、結局、〝安くて都合のいい人手〟を追い求めた結果が、今に至っているのかなって。
正規・非正規という区分ができて久しいのですけど、それも〝人件費〟を抑えるために企業側がとった手段だった… とも思えます。 ボクが学生だったころ、たしか、フリーターっていう言葉が出だしたころでした。 派遣社員という形態も出だしたころ? だったような気がします。
正社員になるよりも、時給単価が良くて稼げる… ということに魅力を感じた人たちが、こぞって、フリーターの道を選んだという印象があります。 で、結局、それが進んで【非正規社員】という形を生んだのかなと。
さておき。
最近の人件費の上昇は、ものすごいですよね。 安い給与では採用が難しい? という理由なのか、それとも政策が絡んでいるのか… その所為か、企業側も〝人手不足やねん〟っていう割には、その裏で、〝人件費がなぁ〟 っていう、そこには何だか相反する意見があって…
また、運よく確保できたとしても、パート・アルバイトなどには〝年収の壁〟が立ちはだかります。 政策として、その額は緩和されそうですけど、それでも、壁が撤廃されたわけじゃないので問題は潜在的に在るということに変わりはないです。


どのように対応していくか?
人手不足を解消していくためには、〝それを補う何か?〟 で対応するしかないのかなって思います。
何か? とは何かというと…
機械であったり、ロボットであったり、いわゆる、ハードウェアな面とか、もしくは、外国人就労者のような日本人以外の担い手を探すか。。。 といったことです。
でも、どっちを選択するにしても、これがキーになるんじゃないかなって思うですよね。
キーワード。
キーワードは、〝簡素化〟です。
外国人を雇う場合には、言葉の壁が立ちはだかっています。 また、感性的なものもありますよね。 感性の面は、同じ日本人であっても存在しうるので、一番の大きな問題は言葉なのだと思えます。
こと、日本の文化は「ニュアンス」を感じ取る文化でもあります。
多くを語らずとも、雰囲気とか、全体的な印象で察しろというのが根強い。 日本人同士なら、暗黙知というのが通用します。 けど、そもそも文化が違う外国人にそれは通用しないです。 だからこそ、作業自体を簡素化して、時には、明文化するということが必要になってきます。
けど、これって、機械化する場合にでも同じことが言えるんです。
機械として仕向けていく際には、〝ニュアンス〟や〝雰囲気〟では表現しきれない場合があります。 それをクリアするために数値で表したりといったことが必要になってくるんです。 定量的にまとめて、表していくという作業がいるというわけです。
また、複雑な動作などへの対応は難しいため、作業自体を分解して、簡素化していくということが必要になってきます。 でも、逆を言えば、簡素化できるということは、要は、単純化するということであって、機械の動作への置き換えもやりやすくなるということにつながっていくんです。
過去の概念を捨てる。
で、もうひとつが、今まで〝人手でやってきたから〟という概念を捨てる…。 ということが挙げられます。
確かに、人手は便利ですよね。
臨機応変に対応することができますし、こと、包装作業などで考えたら、包材の色んな形、デザインでも難なくこなせます。 でも、「人手の時はこれでやってきたから…」と、それをそのまま機械化へ持って行くのには、無理が生じると思えるのです。
無理が生じるとは、機械で考えられなくはないけど、製作にコストがかかってしまう… という類の話しです。 結局、それでも対応するのか? ということです。
ということを考えると、場合によっては、売り方さえも視野に入れて考えていく必要もあるということです。
機械化をする場合には、過去の概念から少し離れてみて、「機械からみてどうなんだろう?」という視点が大切になってきます。 むろん、潤沢な開発資金がある場合には、そんなことを考えず、その資金をドカッと使って頂ければそれでよいとは思うのですけど… (汗)


けど、それをしたとしても無駄があると思えるのです。
まぁ、なにに重きを置くか? ということにもつながってくるので、吟味していく必要はあります。
機械化というタイミングで、今の作業内容を整理して、統一化できることは統一化して、変更できるところは変更するなど、取捨選択するということが大事です。
その上で、なにを捨てて、なにを残すか? また、どのようにすれば機械化しやすいのか? わからなくなったら… どうぞ、お気軽にご相談ください!
時短設計®な視点で、規模に応じて、設計してます。
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