まず、当社の特徴です。
現在、一般的に用いられているブリスター包装機の多くでは、包装作業時(溶着処理)に過度な熱や圧力を加えてしまうことで、
台紙が反ってしまってパッケージに安っぽい印象を与えてしまったり、また、台紙に含まれる水分が容器内にこもり、中身の製品の変質を招いてしまったり…
という『潜在的な』問題を抱えている(与えている)場合が多いです。
包装時に商品が変質してしまうのは、かなり大きな問題ですよね。 また、シール時の高圧より使用する型に対する消耗も激しいという問題もあるようです。
独自の技術で、『見栄えのいい』包装を実現してます!
しかし、弊社では独自の方式を用いることで、
台紙が反らず、水蒸気の問題もなくしました。
台紙が反らないので包装の見栄えもよくなり、また、水蒸気がこもらないので金属部分がある製品でも安心して使用できるため、ご好評いただいております。
環境への配慮。
ブリスター包装についての最近の傾向として、脱プラ・減プラの流れで、少しその煽りを受けているような印象があります。
こと、欧州にむけては、溶着タイプのブリスター包装では、〝台紙とプラ(透明容器)がきれいに分離できない〟ということが問題になっているようです。
分離性能の問題は今に始まったわけではないものの、環境への配慮という意識が高まってきている中にあって、それがホットになったというのは否めないです。
が! 溶着タイプのブリスター包装でも分離性能を高める方法があります。 それは、台紙の2重化です。
この方法を用いれば〝バイオプラスチック〟や〝生分解性プラスチック〟〝再生PET〟といった、従来溶着タイプのブリスターには不向きと言われていた素材も問題なく使えるようになるため、むしろ、環境に優しく、さらにリサイクル性能もアップするという結果をうむはずなのです。
ちなみに、うちでは台紙2重化に対応した機械も得意です。 2重化に対する話題はこちらから。
ワンオフ/カスタマイズ
【ワンオフ】を基本コンセプトに、お客様の作業環境や商品ボリューム、作業スキルなど、もろもろを考慮してお客様にぴったりの装置をデザインします。
もしかすると、ワンオフを一番実感頂けるのが〝置き場所〟かもしれません。
よほどの場合は除きますが、搬入経路や設置場所を考慮した専用設計が可能です。 例えば、「2階に置きたいのだけど…」 とか、「搬入経路上に他の装置が置いてあって、それらを移動させることが困難だ…」 とかという場合です。
過去、2階のあるスペースに置きたいのだけれど、2階へのアクセスが内製のゴンドラしかない… というケースで対応させてもらいました。 また、搬入に際する間口がそれほど広くないという場合も、機械を分割するような構造にて対応させていただいた経験があります。
また、自動化に向けた機械創りも得意です。 容器や台紙の供給部分を手作業ではなく自動にすることで、作業性が格段に向上します。 人手の確保の問題や労働時間の短縮に向けてのベストな環境が実現できます。
なので、既成の汎用機では得られない〝痒いところに手が届く〟が実感できます。 もちろん、〝世界にひとつだけ〟という優越感も得られます!
選ばれている理由!
実は…
他で断られてしまったのですけど、相談にのって頂けないでしょうか?
という依頼がホントに多いのです。
ワンオフ対応だから、既製品メーカーでは対応できないことにも果敢にチャレンジしてます! 処理数や作業性、操作性、設置スペースなどを考慮したお客様の作業現場にぴったりマッチした〝最幸最善な装置〟をご提案します。
たかが、ブリスター包装機。 されど、ブリスター包装機。
作業をするのは毎日のことですよね? できるなら、作業者にとって、極力ストレスがかからない環境が望ましいと思います。 その諦めてた案件、もしかしたら当社で実現できるかもしれません!
技術力 ~他社との違い~
長年の技術の蓄積で、ベースとなる機械的な構造パターンが5種類あります。 それらの5つの機体パターンを駆使して、あなたの最適な作業環境を構築します! その5つのパターンとは、
【ターンテーブル】 【コンベア】 【カルーセル】 【フレームフィード】 【シングル】
です。 こんな感じ。
生産規模や工場レイアウトに即した機械創りが可能です!
自動化ニーズへ柔軟に対応します。
少子・高齢化や人材獲得の困難さ、また、人件費の高騰などを鑑みると、これからの作業環境を考える上では、自動化は必須だと考えます。
なお、ブリスター包装で自動化を考える場合、ブリスタートレーや台紙などの包装資材を如何に効率よく安定して供給できするか?が、最大のポイントになります。 当然、それを踏まえて、作業スタッフの動線をどう考えるか? も重要なポイントになってきます。
豊富な経験と実績を活かして、柔軟に対応します!
改めて… 「ブリスター包装とは?」 を簡単に。
ちょっと順番が逆になってしまいましたが… 〝ブリスター包装〟を簡単に説明しますね。
まず、ホームセンターやドラッグストアなどの吊り下げの陳列棚で〝透明な容器と台紙がくっついたパッケージ〟をご覧になられたことはありませんか?
ドラッグストアでなら歯ブラシやリップクリーム、トイレの洗浄剤など、ホームセンターならカッターナイフなどの工具類でよく使われています。 ↓ こんな感じのものです。
こういうパッケージ(包装)をブリスター包装(ブリスターパック)と呼んでいて(上の画像参照)、この時に使う機械を【ブリスター包装機】と呼んでいます。
当社では、【ブリスター包装機】をお客様の商品や作業規模に合わせて、〝ワンオフ〟で設計・製作しています。
ブリスター包装作業における現状の問題点。
ブリスター包装は、中身が見えることから訴求効果も高く、また包装に係るコストもそれほどかからないことから、古くからリーズナブルな包装手段として広く用いられてきました。
ブリスター包装が普及され始めた当初は、高度経済成長期ということもあって、人々の物欲志向が強い時代です。 仕事も、イケイケ・ドンドンな感じで〝人海戦術〟が主流の包装形態でした。
人海戦術とは、たくさんの人手を使った手作業が主体のやり方のことです。
事実、ブリスター包装の作業現場を少しでもご存じの方は【ブリスター包装=人海戦術(人数が要る)】的なイメージを持たれる方も多いですよね。 人手による作業がメインであるため、ブリスター包装機は『包装機械』というよりも、むしろ〝道具〟的なポジションである場合が多いです。
また、歴史があるゆえに、今もなおたくさんの人員を使って手作業で行われている企業様が大部分を占めているようです。
しかし、その作業方式もだんだんと時代とともに、そぐわなくなってきました。 …
いや、〝そぐわなくなってきました〟と言う表現よりも、もはや〝時代に合わない〟と言う方が良さそうですね。
なぜなら、少子高齢化・人件費の高騰など… これらの問題は改善されるどころか、むしろ、この先より深刻になっていくのは明白だからです。 また、最近では、〝コロナ禍による社会環境の激変〟もそんな状況に拍車をかける一因となっています。
より、クリーンで且つ、安心・安全な作業環境へ。
人海戦術による作業現場は、感染症などの疾病が起きるとたちまち操業が危ぶまれます。 それにコロナ対策では、ソーシャルディスタンスを確保することが要求されています。
考えてみれば、人海戦術という大勢の人手を使うような作業環境は、社内的にも社外的にもクリーンとは言い難いですよね。 まず、社内的な作業環境を考えると、作業者にとって、安心・安全で且つクリーンな環境を提供することが事業を行う者の責任と言えます。
また、逆に言い換えると、作業環境が安心・安全で且つクリーンであるということは、社外に対してもそれが実現できているということが言えるのではないでしょうか?
つまり、さまざまな状況を鑑みれば、現状の作業環境を見直すべき時期にきているというわけです。
実は、人海戦術という作業スタイルを根本的に改めることで、人件費を大幅にカットできるだけでなく、作業時間の短縮や梱包時のロスといった〝無駄〟を劇的に削減できます。
弊社では、「うちでは無理です!」 と他社様で断れた仕事のご相談を多く頂いています。他社にはない技術力・発想力で対応が可能です。
ご相談、お見積りは無料です。導入時の資金的な運営シミュレーションもできますので、お気軽にご相談ください。