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ブリスター包装機の平版での多数個処理は本当に処理効率がいいのか? その2

端的に言うと、インパルス方式の原理はそれの応用です。

ちなみに、インパルスとは〝瞬間的に流れる大電流〟のことを指しています。

木型上で、容器のシール面になるところに抵抗板(ニクロム)を敷いておいて
シールする際に大電流を与えると、その抵抗板に熱が発生して…

という仕組みです。つまり、電気抵抗によって得た熱を使って糊を溶かすのです。

インパルス模式図

 

この方法を使えば、糊面側から熱を印可するので台紙は反らず、
水滴の問題も発生しません。しかし、一つ問題があります。 致命的になり得る問題。

それは、〝完全な密閉〟にはできないっていう点です。

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けたろーのアバター けたろー 包装機械移相談士/時短設計®士。

包装機械相談士。時短設計®士。 先代よりブリスター包装機と関わり約40年余り。『人海的な手作業』が主流のこの包装業態に風穴をあけるべく、もっとブリスター包装機械のことを知ってもらいたくてこのサイトを立ち上げました。包装作業は毎日のことなので、なるべく、その負荷を減らせるようできればと思ってます。 人手不足や働き方改革が叫ばれている昨今。何かのきっかけになれば幸いです。 あなたの生産現場が、最高最善にハッピーになれますように。(*^-^)