端的に言うと、インパルス方式の原理はそれの応用です。
ちなみに、インパルスとは〝瞬間的に流れる大電流〟のことを指しています。
木型上で、容器のシール面になるところに抵抗板(ニクロム)を敷いておいて
シールする際に大電流を与えると、その抵抗板に熱が発生して…
という仕組みです。つまり、電気抵抗によって得た熱を使って糊を溶かすのです。
この方法を使えば、糊面側から熱を印可するので台紙は反らず、
水滴の問題も発生しません。しかし、一つ問題があります。 致命的になり得る問題。
それは、〝完全な密閉〟にはできないっていう点です。