ようやく… やっと… 動画の編集ができた!
こんにちは、
大阪・柏原でブリスター包装機をオーダーメードで手掛けています。 ブリスターパック・ラボ、担当のけたろーです!
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さて…
動画編集、終わりました!
せななぁ(しないとなぁ)… と思いながら、全く手つかずだった動画の編集をようやく終えてアップしました。 と言いながら、後、2本分?くらいあるんですけどね。(^_^;)
今回の動画は、組み立てのシーンです。 定位置にスマホを設置して定点観測に近い感じで撮影してみました。 この時のフレームは結構大きなフレームで、機長が3mくらいで奥行きが1.5mくらい。
大物の場合は、フレームを分割できるように合体構成をとる場合が多いのですけど、今回のこれは一体物で設計しました。
合体させる利点は搬入時などに小回りが利く点。でも、設置場所の床面の状態がマズイとうまく合体できなかったりするので、かなり労力が強いられる場合があるんです。
その点、1体物だとそういう心配がないので楽ですよね。
組み立ては、自社で。
アルミプロファイル(アルミフレーム)を使用するようになってから、フレームの組み立ては全部自社でやってます。
かなり以前は、製缶(溶接構造)でフレームを作ってました。 ちなみに、小物の場合は親父(大社長)が溶接して作ってました。 しかし、だいたいは製缶屋さんに頼むという外注作でした。 溶接構造にすると、頑丈なフレームができるというメリットがあります。 でも、のちのちの手間があるんですよね。
確かに、標準的に仕様がかっちりと決まっていて、各種の取り付け穴も全て統一して変更がないという場合なら、製缶の方が断然有利ですし、強度の面でも申し分ないです。 でも…
うちのような〝ワンオフ〟場合では、どれだけしっかり設計していたとしても、ちょっとした調整がでてしまうのです。 例えば、センサーの位置などがそれ。 位置を変更する場合には、穴あけなどの作業が発生します。 また、部品を追加で取りつけるという場合もそうです。
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それに加えて、製缶の場合では、フレームへの塗装も必要になります。 センサーの位置替えや追加部品取り付けは、塗装が上がって、機械を組みだしてからになって、最悪、フレームが穴だらけになったりしてということも起こります。 当然、修正した個所への色塗りなどもしなきゃという…
アルミプロファイルとであって、それを採用してからは融通が利いてが楽なんですよ。 アルミプロファイルの溝を利用すれば、部品の取り付けや調整なども簡単にすることができます。 塗装がいらないので、その点も楽です。 また、見場もよくなりますのですごく重宝してます。
もっとも、製缶フレームからアルミプロファイルに切り替えるにあたっては、少し葛藤がありました。
アルミプロファイルはいい。 けど…
葛藤と言うのは、親父との葛藤です。
昔の人からすれば、〝アルミは弱い!〟という印象の方が強いみたいで、フレームにアルミを使うなんてありえないことだったようです。 当時、親父にカタログを見せて、
![](https://blisterpack-lab.work/daisei/wp-content/uploads/2021/04/ryo.jpg)
こんなんあるよ! これ便利そうやん!
格好ええし!!
と話すと、
![](https://blisterpack-lab.work/daisei/wp-content/uploads/2021/01/22557330.jpg)
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こんなもん、アカン!
機械のフレームには無理や!
と一蹴。 当初は、頭が固くて全く聴きいれてもらえなかったんです。
でも、取り合えずカバー周りからの採用ということで、それを徐々に本体のフレームに切り替えていったという感じですね。 しかし、まぁ、設計はこっちでやってるんで、以後は有無を言わせずといった半ば、なし崩し的な。笑
今じゃすっかり、〝製缶でしよう!〟などと言わなくなりました。笑
考え方のポイントさえ押さえていれば、アルミプロファイルでも充分強度があります。 難点を言えば、デザインが〝プロファイルの形状に縛られる〟ということでしょうか…
海外の状況を見てると、プロファイルの種類もかなりあって、選択肢もかなりあるみたいですよね。 それこそ、エアー配管ができるようなパーツがあったり、スライダ用の専用パーツがあったりと多岐にわたっていて、全部プロファイルでできる感じ。 憧れです。
日本じゃまだまだ決まった形や決まったパーツしかないので、それが残念です。
ちなみに、ボクが知る限りアルミプロファイルで世界的に有名なのは、ドイツのメーカーで item。 国内ではイマオコーポレーションが取り扱っておられます。 が、その昔、item Japan という日本での支社的なのがあったのですけど販売権がイマオと被るとかの理由で、撤退されてしまいました・・。(涙)
item Japanがあったころは、itemの全アイテムを取り扱われていたのでかなりよかったんですけどね。
イマオさんは商社経由での購入になるので、うちでは、SUSかミスミのプロファイルを使っています。 SUSとミスミは、プロファイルのパターンが同じなのでかなり便利なのです。 というわけで、アップした動画はこれです。
動画でご覧ください。
大型だったので組み立てに結構日数がかかってしまいました。(^_^;)
ちなみに、〝トラック搬送〟なブリスター包装機用のフレームです。
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