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作業者数:従来の1/3。リードタイムと不良率も大幅改善! 夢のようなブリスター包装機。

リリースさせて頂いたお客様は、歯ブラシの生産メーカーです。

歯ブラシの包装では、木型を用いた平版でのブリスター包装機を使って、
12本取り仕様の一枚もののブリスターシートに歯ブラシを装填し、ブリスターと同等サイズの
台紙をかぶせ、シールして、その後、抜き装置を使って1個づつの状態にするという方法が
一般的に行われています。

作業工程を確認していると〝溜まり〟が非常に多かったのです。具体的に言えば、

  1. ブリスターシートに歯ブラシを入れていく作業工程での 溜まり。
  2. 台紙カバーを置き、ブリスター包装機で溶着した後での 溜まり。
  3. 抜き装置で溶着後の製品を抜き取る際の 溜まり。

機械の手前に〝溜まり〟を置き、その工程に応じて作業グループが移動していくといった形で
作業が進められていました。

特に目立っていたのが、抜き工程での不良でした。
抜き時にバランスがとられていないため、不完全に抜けてしまうという不良に加え、
抜いたときに溶着不良が発覚するという不良です。

こういった作業の見直しを図るべく、考え方を変えてもらったのです。

つまり、溜めをつくるのが “ストック型” のオペレーションとするなら、
提唱させて頂いたのが、流れを意識する “フロー型” のオペレーションです。

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けたろーのアバター けたろー 包装機械移相談士/時短設計®士。

包装機械相談士。時短設計®士。 先代よりブリスター包装機と関わり約40年余り。『人海的な手作業』が主流のこの包装業態に風穴をあけるべく、もっとブリスター包装機械のことを知ってもらいたくてこのサイトを立ち上げました。包装作業は毎日のことなので、なるべく、その負荷を減らせるようできればと思ってます。 人手不足や働き方改革が叫ばれている昨今。何かのきっかけになれば幸いです。 あなたの生産現場が、最高最善にハッピーになれますように。(*^-^)