コンベアタイプでの型に注目すると、実際に仕事ができるのは上面側のみです。
リターンする下側の型は常にフリーです。
ごく単純な話をすれば、例えば、32型(枚)のコンベアタイプの場合、
実際に使用できる型の枚数は、上面部分だけなので半分以下ということになります。
それに、型替えが大変なのです。
32型の場合には、32枚の型を交換する必要があります。
当然、型枚数が増えれば増えるほど、それだけの枚数をとり変える必要がありますし、
それだけの型の保管スペースが必要になってくるというわけです。
まぁ、たくさんの型を製作する分、機械メーカーからすれば、良い話なのですけどね。爆
そんな、モロモロの弱点を克服したのが、カルーセルタイプ!というわけなのです。
平面的な搬送なので、型も必要最低限ですみます。
難点を言えば、装置の設置面積が大きくなることくらいでしょうか…
完成まで、あと少し。 この機体は、歯ブラシのパッケージで使われます。
それについての裏話はわんさかあるのだけど、長くなるのでまた次回にします。