ある製品ができました! これを売っていきたい! っていう時の流れをちょっと考えてみます。
こんにちは、
大阪・柏原でブリスター包装機をオーダーメードで手掛けています。
ブリスターパック・ラボ、担当のけたろーです!
さて…
製品はできても…
ある製品をつくって、それを商品化して、販売していく。 その時の流れって、恐らく、大きな会社でそれなりの部署があるなどという場合には、あんまり考えないことなのかもしれないですよね。 だって、その部署がやってくれるから。
なんなら、企画の時点から並行して販売までのルート(道筋)をたてていける。
けど、小さい会社の場合などは全部自分らで考えなきゃならない…
商品化できた!
「製品」を創っていく過程を考えると、製品をつくることが本業であるという場合を考えたなら、たぶん、それ自体は簡単なことなんだと思います。 で、たぶん、商品化に向けて量産していくことに関しても、概ね、容易にできてしまうのだとも思えます。
けど、もうひとつ重要なのは、商品化=中身だけ ではなく、それをどのように包装してと言う部分のところです… ってこと。
周りを見て知る限り、だいたい、商品そのものに関するところは、一生懸命考えて、手を加えて、機械設備を導入して… という感じでの場合がほとんどです。 これってまぁ、「商品」がメインだから、至極当然なことなのだと思います。
でも、〝包装〟を蔑ろにしてしまうと大変なことになってしまいます。 中身の商品が量産できたとしても、包装が律速してしまうと… 作業に支障を来してしまうのは明確です。
「売れる包装(パッケージ)」。 でも、作業性は?
商品の包装を考える時、『売れる!』を狙って、奇をてらった様式、形式で挑まれる場合があります。 確かに、それで売りやすくなる… のかもしれません。
でも、包装作業として捉えたとき、そこに作業への効率性や合理性があるのか? ということも考えていくべき事がらなのだと思います。
それほど、数が見込めないもの… なら、手作業による対応でもいいとは思います。 でも、それで対応するにしても、作業性が悪いとスタッフの立場からは不平がでるでしょうし、それに伴うような不良率の高さ的な要素も鑑みないとなりませんよね?
なので、包装の様式、形態と、その作業性はセットで考えていくべき事がらです。
さて、誰に聞く?
商品そのものの量産化にも目途がついて、どんな包装(パッケージ)にするかも、あらかたクリアになって… けど、包装の機械化はどうするねん? 作業環境は? となったときに、
さて、誰に相談しよう?
ってなるのだと思います。
概ねは、その包装形態を決めた際の包装資材メーカー? なのかなと。 もしくは、出入りの工具屋さんとか? けど、もう一つの選択肢があるのもご存知でしたか?
それは、「包装機械のスペシャリスト」というべき存在です。
包装機械相談士。
実は、〝包装機械相談士〟という人々がいるんですよね。
この称号って、民間が出してる資格なのですけど、いちお、包装機械全般の知識に長けた資格になります。 民間であれ、なんであれ、〝スペシャリスト〟には変わりないわけで。
また、最近の包装って、包装自体のみならず、賞味期限とか、消費期限、ロット番号などといった〝印字〟の部分にも絡んでくるので、その作業を考えたら、全般的な知識が必要になってきます。
それに… これは私見なのですけど、包装って〝包装作業〟だけに注力していても、作業的なボトルネック(※)が発生してしまう場合があったりするのです。 (※ボトルネック; 機械もしくは人による律速で、作業工程上に停滞が発生すること。) なので、包装前後の作業を含めて全体を見渡して、判断する必要があると思うんですよね。
こと、最近はやりの、103万の壁。 あれって、すなわち、労働時間の壁 でもありますよね。 扶養に入らないマックスの金額で働くということは、つまり、労働時間にも大いに関係してきます。
なので、作業をしてくれるスタッフには、大いなる作業効率とその貢献を期待するばかり… というわけです。
実は、包装機械相談士です。
申してなかったかもしれませんが… (というか、プロフには書いてるんですけど。汗)
ワタクシこと、〝包装機械相談士〟です。 取得したのが平成15年なので、今からさかのぼること、20年以上前のことなんですけどね。(うわっ、かなり前だ!! 驚)
親父の元に帰ってきてほどなく、包装の仕事をしていて多少の知識はもっていたものの、もっと業界のことを知っておいた方がいいなって思って、この資格をとりにいったのでした。
包装機械相談士は、包装機械工業会が主宰してる〝包装学校〟を修了すると頂けるデュプロマ(免状)になります。 包装学校では、その名の通り包装全般のことを学びます。
時短設計士® x 包装機械相談士。
で、自称、時短設計士® です。 「時短設計士®」 とは、まぁ、私的な名称なのですけど… それでも、一応は、商標登録もしてます。 時短設計®とは、簡単に言えば、
〝生産活動において、如何に「ゆとり」を得ていくか〟
という仕組み創りのことです。
ブリスター包装の機械が本業ですけど、全般的な知識は持ち合わせておりますので、あ~したい、こーしたいという相談は大丈夫です。 あと、それなりの横のつながりもあるんで、ライン的なコーディネートもOKです。 もっとも、自分の分野が一番なんですけどね。w
誤解を恐れずに言えば、包装作業ってどちらかと言えば無駄が多い分野でもあります。 なので、うまく考えていけば、かなりの時間短縮(ゆとり)が生まれる… にもかかわらず、旧態依然な格好で作業を続けられているところも多いのも事実です。
これから新規で作業をしていくということを考えると、恐らく、しがらみもないでしょうから、作業性は組み立てやすいのかなとは思います。 が、それにしても、ある程度の視点がなければ、そこも難しいのかなって、実感してます。
付け加えて言えば、時短設計と包装機械って親和性が良いなって思ってます。
(過去には、14名での作業を5名でできるようにして、且つ、生産効率も1.5倍以上にという実績もあります。 ボソ)
というわけで、あなたの生産ラインがもっと快適になればいいですよね。 時短設計®な視点で、あなたの作業現場が、少しでもハッピーに快適になることサポートをしています。
ご相談は随時受け付けております! お気軽に。
めざせ、100人! ってことで、Youtube やっているのですが、なんと! お陰様で100人突破しました! これもひとえに、皆さまのお陰です。 次は1000人目指してコツコツ。 できればチャンネル登録お願いします!
そうそう、〝時短設計®〟ってなんぞや? ってことの続きはこちらで。