まず、ブリスター包装作業をトータルで捉えるということを前提としています。
つまり、商品、包装資材を機械にセットし、シールして取り出し、検品・箱詰めする
という一連の流れとして考えるということです。その上で、
【滞りのない処理の〝流れ〟を如何にしてつくるか?】
ということをコンセプトとして、機体の設計を行っています。
処理能力からすれば、概ね20~25ショット/分(2個取りとして40個/分)くらいです。
(もっと、大規模なのも可能ですが・・・)
〝能力が少ないなぁ〟と思われるかもしれないですけど、それをどう捉えるか?
仮に、前述の木型の場合と比較すれば、能力的には同等と言えます。
が、うちの方式は2個を〝確実〟処理するので、不良率が極端に下がります。
一番の違いは人員構成です。
前述までのような木型方式と比べて、半分以下の人員で作業ができます。
前述の木型の例を参考に違いを計算してみましょう。
包装単価が同じという想定で考えるとすれば、単純に違いは人件費です。
10名での作業とすれば、時給840円(今は1000円程度:(2020年現在))と仮定すると、
人件費だけで 〝10名x1000円/時間=10000円/時間〟 になります。
一方の弊社では、同等の作業が3名程度で可能になるので、
3名x10000円/時間=30000円/時間。
労働時間を7時間とすれば、その差額=7万円。
毎日、この分が変わってくるというわけです。すごいですよね!
あと、もう一つ大きな違いがあります。