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ブリスター包装の今後。

環境問題が叫ばれる中で、ブリスター包装がどう変わっていくのか・・ 今回はその話題というか、ボクなりの考えをちょっとお伝えしますね。

こんにちは、
大阪・柏原でブリスター包装機をオーダーメードで手掛けています。
ブリスターパック・ラボ、担当のけたろーです!

受託包装を絶賛承り中です!。 お気軽に!

めざせ、100人!(← 目標 低ーー!w) ってことで、Youtubeもやってるので、できればチャンネル登録お願いします!

さて・・・。

アメリカの選挙戦も落ち着いて、トランプ氏が退散してバイデン政権になりましたよね。 ところで、バイデンさんが大統領に就任して真っ先にやったこと・・・

なんだかご存知ですか?

それは、【パリ協定への復帰】です。

前のトランプさんが自国ファーストを打ちだして、環境問題などを含めてもろもろの世界的な〝輪〟から離れていった政策を、ことごとくひっくり返してますよね。 パリ協定へ復帰されたことは、環境という面から言えばいい方向なのだとボクは思います。

そうそう、パリ協定と言えば、世界的な環境問題への取り組みを定めたコト。 脱二酸化炭素とか、プラスチック問題への取り組みとか、環境汚染への対策とか・・

身近なところで言えば、包装(材料)が大きく関わってきますよね。

脱プラの流れもその一つで、それから言えば、ボクが関わっているブリスター包装なんて最たるもの・・・ じゃないのかなぁって思ってます。 個人的に思ってるのは、プラスチックそのものがマズイのではなく、それが再資源として回収されずに、ゴミとしてまき散らされてしまってるのがマズイんじゃないのか? と。

まぁ、根源を断つと言うことで言えば、〝使用をやめる=脱〟というのが自然な発想なのかもしれませんが・・ でも、もっとうまく回収が進めば再資源として、もっとよりよく活用できるのではないか? と思います。

それを思えば、ブリスター包装の一番の問題は、分別して再利用できないこと・・なのかなと。

もっとも、スライドブリスターや、クラムシェル型のブリスターでは、台紙とブリスターが簡単に分離できるので、分別回収も可能なのですけど、溶着タイプとなれば・・・。台紙の欠片が貼りついてしまって、厳密な分別ができないんですよね。

溶着タイプはヨーロッパの辺りでは、敬遠されると聴いたこともあります。 じゃぁ、スライドブリスターでええやん!って思われるかもしれないのですけど、スライドブリスターでは、作業性が悪いとか、そもそも、中身が盗られやすいという欠点がありますよね。

※ スライドブリスターはこんな感じ ↓

そうそう、スライドブリスターについて、もうひとつ、そもそもで言うと・・・実は、スライドブリスターと言う包装形態がここまで流行っているのは日本独特なのです。

なんでか?

それは、この包装形態が〝性善説〟に基づいているからです。容器の溝に台紙を差し込んだだけの包装形態・・よくよく考えれば、簡単に抜き取られてしまう〝無防備な構造〟ですよね。

でも、そこには日本特有の〝安全神話〟的な

買い手はいい人ばっかりで、盗る人なんていないだろう…。

という考え方が根柢にあって、また、メーカー側の都合というのも大いに関係してます。 スライドブリスターは、包装資材さえあれば手作業で包装作業が実現できます。 つまり、設備がいらないのです。

設備投資をケチって、人手の作業だけでそこそこの包装が手に入る。 どうでしょう? メーカー側にとっては、これほど都合のいい方法はありませんよね。 (^_^;)

そのことが、日本でスライドブリスターの使用を進めている理屈でもあります。 ・・・なのですが、この理屈、海外では全く通用しません。 (( ゜C_゜;))ェ…

海外での考え方は、日本と全く逆で〝性悪説〟が主流。 つまり、盗られるということが前提になるので、如何に盗られないようにするか? が【メーカー側の責任】として課されるのです。

なので、盗られやすいパッケージを提供している時点で、メーカー側のアウト! って言うわけです。だから、如何にして〝簡単に開けにくい〟パッケージにするか? … 発想がそっちなのです。

話を戻して、環境問題について。

溶着タイプのブリスターでも、分離分別を容易にすることは可能です。 台紙を2重構造にしてブリスター容器を挟み込むようにすれば、台紙はくっつかないので、ブリスター容器と紙部分を容易に分別させることができます。

・・・なのですけども・・・ (A;´・ω・)アセアセ ここでも、日本人の〝セコサ〟がでてきます。 (A;´・ω・)アセアセ

台紙を2重にすることで、台紙を余計に使うことになり資材のコストアップになる・・・ だから、嫌だ という敬遠の方向に進んでしまうのです。 (A;´・ω・)アセアセ

実際、そういう話をすると、ほぼ、〝うちは結構です・・〟という反応をされます。 (A;´・ω・)アセアセ

何とも、自分本位と言うか・・ 儲け主義と言うか・・。 (A;´・ω・)アセアセ

でもね! 今の世界的な潮流は、それを善しとはしていません! (`・ω・´)キリッ

よく考えてみてください。

企業側のそういった〝傲慢〟な考え方の蓄積が、環境破壊という結果を産み出してしまっているということ。 その反省として、パリ協定という全世界的な活動や潮流につながっているんですよ。 それに、SDGsという流れもあります。

たとえ、少しのコストが上がったとしても、それによって、地球環境という〝母体〟が守られるのであれば、そうしよう! というムーブメントが起きているのです。

もはや、〝環境問題? なにそれ? そんなのうちにはかんけーね――!〟という状況じゃぁなくなっているのは事実なのです。自分の利益も大切なのでしょうけど、それによって地球そのものが死んでしまったら自分たちと言う存在自体もなくなってしまいます・・・ 住めない環境=死なのですから。

皆、早くそれに気付くべきです。(もっとも、先駆的な方たちは既にそっちを向いています。)

環境問題への取り組み・・・ とりわけ、包装形態と言った分野においてはやはり、ヨーロッパでは進んでいます。 意識が違うんでしょうね。 アメリカでも、前大統領は非協力的なスタンスでしたが、その陰では、多くの意識の高い企業や〝セレブ〟な人たちは環境を守る方向で動いています。 現に、2年前にアメリカで開催されたPackExpoを観に行ったときに、やっぱりこっちは〝進んでるなぁ〟っていう感じを受けましたし・・。

政権がバイデンさんになって、そういった彼らの活動がもっと台頭してくるのは間違いですよね。 むしろ、自然な流れとも言えます。

ということを思うと、溶着タイプのブリスター包装でも、台紙の2重化は実に自然な流れなのです。

先日、とある海外のクライエントさんとZOOMで打ち合わせをしたのですけど、そこも台紙が2重でブリスターが溶着されないタイプのブリスターを扱っていると言われていました。

曰く、主要な客先からの指定がそうなっているとのこと。 顧客は、ヨーロッパだとも言われていました。

世界の流れは、いずれは日本にもやってきます。

仮に、あなた自身がそれを良しと思わなくても、流れがそっちを向くのであれば、半ば、従わざるを得ない…。とするなら、今のうちから準備や対策をしておくのが得策ですよね。むしろ、主流になりかけている今だからこそ、優位にできることがあります。それは、そういった〝環境に配慮した〟パッケージや、包装作業現場の環境を全面的に謳いやすいということ。 …です。

先駆的であればあるほど、

わが社は、こんな取り組みをしています!

ということが謳いやすいということなんです。 これは、先行者利益とも言えますよね。 それに伴い、あなた方の製品を扱ってくれるユーザー層も変わってくるはずです。

言い方に語弊があるかもしれませんが、今よりも、より一歩先をいくような意識の高いユーザーが繋がってくれることが
期待できます。 つまり、客層が善き方向へ変わるということ。

企業活動を続けていく上では、素晴らしいことですよね?

どうでしょう? マインドシフトして、環境に配慮したブリスターに変えてみませんか? もちろん、うちでは台紙を2重にしたブリスターでも、自動化として対応可能です!

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ご相談は随時受け付けております! お気軽に。

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Written By

けたろー けたろー 包装機械移相談士/時短設計®士。

包装機械相談士。時短設計®士。 先代よりブリスター包装機と関わり約40年余り。『人海的な手作業』が主流のこの包装業態に風穴をあけるべく、もっとブリスター包装機械のことを知ってもらいたくてこのサイトを立ち上げました。包装作業は毎日のことなので、なるべく、その負荷を減らせるようできればと思ってます。 人手不足や働き方改革が叫ばれている昨今。何かのきっかけになれば幸いです。 あなたの生産現場が、最高最善にハッピーになれますように。(*^-^)