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お陰様で25年。 ありがとうございます!

おかげさまで! 25年。

こんにちは、
大阪・柏原でブリスター包装機をオーダーメードで手掛けています。
ブリスターパック・ラボ、担当のけたろーです!

さて…。

気が付けば…

先日のこと。 何気にメールをみてたら、あるメールのリードに目が留まった… 昔に登録したあるサイトからのメールだったんだけど、そこには、

働き始めて25年経ちました

って書いてあって。

_すっかり忘れていたんだけど、実はそうだった!

2000年の頃。

前職を離れて、2000年の2月1日付けで親元の会社に入ったんです。 なので、今年で丸25年経ったということ。

前職の頃のその当時は、その2年ほど前くらいから〝コンピュータの2000年問題〟についての対応を任されていたんですよね。 今思えば懐かしい限り。

ちなみに、2000年問題っていうのは、その当時のコンピュータシステムでは年号(西暦)の管理を下2桁で行っているパターンが多くて、2000年になった瞬間に、それが〝本当に〟2000年なのか? わからなくなる… と言われていて、データが狂ってしまうということが言われていたんですよね。 

また、2000年はうるう年とも重なっていて、正確にうるう年を認識するのか? ということも議題のひとつだったんです。 要は、00年を〝1900年〟と認識されてしまうと、例えば、データベース上では、時系列が破壊されてしまう可能性があるので、皆、躍起になってたというわけです。

半導体工場だったんで、データが壊れてしまうと処理ができなくなってしまうため、2000年問題への対応は死活問題でもあったわけです。 

で、当時は何をしたか? というと、装置メーカーへ2000年問題についての確認項目をまとめたレターを送って、それを実施してもらって、その報告をまとめることと、工場内の実機でも同様の確認をするという作業をしてました。

システムの時計を疑似的に1999年12月31日に設定して、2000年1月1日になるかどうか? また、その時のデータは正常か? などということを各装置について確認してたんです。

まぁ、噂されてたよりも被害がなくて、事なきを得たと言う感じでした。

というイベントを終えて、親元へ入ったと言う感じです。

お陰様です。

考えてみると、25年ってことは、こっちの世界で四半世紀を過ごしてるということですよね。 ありがとうございます。

残念ながらというか、自分自身としてそれほどの変化は感じない… のだけど、この25年で多くの体験を得たのは確かです。 恐らく、そのままサラリーマンを続けていると出会えなかった人たちにも出逢えたし、学びもそうだし。

でも、がむしゃらにここまで来たか? と言われると、そうでもなし。 苦笑

自然に任せる感じで~ っていうのが、たぶん、適当なんだと思えます。

似たような境遇で、似たような時期に親元の会社へ~ というパターンの人とも繋がったりして。 でも、彼らの多くは、親の時代よりも更なる飛躍をされていたりして… 比べるつもりはないのだけど、そういうのをみてると、みんなすごいな~ なんて… 自分は、なにをしてきたんだろう? なんて思ったりも、正直あります。 苦笑

ともあれ、なんだかんだと25年。 この先の展望は? というと…

この先のこと。

父親が省力化・合理化装置と包装機械のワンオフ製作を生業(なりわい)として興した会社。 ボク自身もものづくりや機械そのものとしての〝仕組み〟を考えるのが好きなので、この仕事には楽しさを感じている。 

…のだけど、会社として、商売として、この仕事を考えたときにどうなんだろう? って、正直なところ、不安を禁じ得ないのです。 なんで? って言われると、その大きなひとつが、景気の問題。

機械製作の仕事は設備投資が主体であるので、設備投資の流れがないとなかなか受注に結び付かないというのがあるんです。 また、やってることが汎用な分野ではなく、それに環境問題というのも加わってきて、そこも難しさに拍車をかけているのかなって。 要は、景気に思いっきり左右されるという… (汗)

設備投資という面では、少子化の影響も否めないですよね。 昔のような大量消費の時代の中では、機械設備の需要も大きかったのかもしれませんが、消費そのもののが足りてきてる世の中にあっては生産設備もそれなりの規模で済むので、どうなんだろう? って。 というか、多くの場合、新規で買い替えるよりも、修理して延命して使い続けるという策の方が多いのかなと。 

で、そもそもそれほど〝需要〟がある業種でもないので、『魚のいない池で漁をしている…』じゃないか? なんてことを思ってしまうわけです。 苦笑

などという悲観的な目線ばかりになってしまうんですけどね。 でも… 実は、少し違う視野で考えていることがあります。

社会貢献。

考えていること… 

それは、自分たちの技術でもっと社会貢献できればなということです。 事業をしていくにあたって、社会に対して何かのお役にたてるのであれば、この上ないと思っています。

で、どんな形で社会貢献できるか? 

って考えたとき、包装機械を創ってるという視点で、視覚に障がいがある方々に向けて、もう少しよりよい環境が提供できないだろうか? ということを考えています。

このサイトでもあげてるのですけど… 

『包装過程でパッケージに点字を付加する』という仕組みを考えて、お陰様で多くの新聞やメディア、テレビにも取り上げてもらったことがあります。 

目下、その仕組みをもっと発展させた仕組みを考えていて、まもなく、特許申請をかけるんです。 具体的な内容は、特許申請(出願)を終えてから… ということになるのですけど、楽しみに待っててもらえればって思ってます。

たくさんの情報にあふれるようになった時代。 

でも、それは〝視覚〟が優先される情報であることは確かです。 〝情報格差社会〟と言われる中にあって、何かにつけて『見える』ことが前提で仕組みが成り立っていることを思うと、目の不自由な方に対しては、それがすごく顕著なのかなと思います。

そういう状態を、少しでも緩和できればいいな って思っています。 

そんなことをこの先のこととして考えてます。


時短設計®な視点で、規模に応じて、設計してます。
あなたの作業現場が、少しでもハッピーに快適になることサポートをしています。

ご相談は随時受け付けております! お気軽に。


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次の目標は!! めざせ、1000人!(← 目標 低ーー!w) 
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Written By

けたろーのアバター けたろー 包装機械相談士/時短設計®士。

包装機械相談士。時短設計®士。 先代よりブリスター包装機と関わり約40年余り。『人海的な手作業』が主流のこの包装業態に風穴をあけるべく、もっとブリスター包装機械のことを知ってもらいたくてこのサイトを立ち上げました。包装作業は毎日のことなので、なるべく、その負荷を減らせるようできればと思ってます。 人手不足や働き方改革が叫ばれている昨今。何かのきっかけになれば幸いです。 あなたの生産現場が、最高最善にハッピーになれますように。(*^-^)