これこれ!! ありました! 台紙の2重化してるパッケージ!!
こんにちは、
大阪・柏原でブリスター包装機をオーダーメードで手掛けています。
ブリスターパック・ラボ、担当のけたろーです!
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さて…
台紙の2重化!
娘が買ってきたシャーペンのパッケージ。 ふと何気にみた… ら!! なんと! さすがだね、三菱鉛筆さん! 台紙の2重化をされていました!! これです!
ちょっと残念だと思うこと。
率直に、ちょっと残念だなと思うのは、台紙が懲りすぎてて、作業者がたいへんだろうな… ということです。
画像ではちょっとわかりにくいかもだけど_。
カバーになる台紙にはスリットが形成されていて、そこに容器を差し込むようなスタイル。 外観は綺麗になるのでしょうけど、包装作業性を感じ取ると、ちょっとなぁ… という私見です。
容器成形の外形に即した〝穴くり〟だけでも十分だと思えるんですけど…。 穴くりだけだと、容器を載せるだけになるんで機械化はもっと容易だと思えます。
2重化はエコの鍵。
以前からこのサイトでもお伝えしている通り、台紙の2重化は環境問題(エコ)への鍵になる技術だと思ってます。
もっとも分別という観点で言えば〝スライドブリスター〟という差し込み式の方式があって、それを使えば台紙とプラの分別は容易なのですけど… プラスチックの使用量と言う側面からすれば、ちょっと外れてしまうという現状のエコからは逆行する点があります。
且つ、スライドブリスターでは「改ざんされやすい」という問題も抱えていて、〝今〟という観点からは難が多いというのは否めないです。
改ざん防止にホッチキスなどで台紙と容器を留めるという方法がありますけど、ホッチキスを使う場合、厳密に言えば紙とプラと金属という3つの包材を分別する必要があったり… また、ホッチキスをとるときに怪我のリスクもあったりして、消費者に対してはあんまり優しくないんですよね。(^_^;)
けど、台紙を2重にすればスライドに比べて容器のコストもかなり落とすことができます。 資材の価格面で言えば、スライドより安く、台紙を2重にする分、今までより少し高めと言った感じでしょうか。
一番大きいのは、〝環境へ配慮している〟という市場への安心感とか、納得感とか、信用が得れるということですよね。
作業性は機械化で確保。
台紙2重化を採用するに際しての懸念は、作業性にあるのかなとも。
従来のような平版・木型等での方法で思うと、装入パーツが増えるので、その分時間がかかって、チャージ(労力単価)も増えるのかなと思います。 〝2重化がいいのはわかっちゃいるけど・・・〟と二の足を踏まれるのも頷けます。
この点、端的な考えになるのですけど、自動供給を付加すれば簡単にクリアできます。 機械的なスペースの問題もありますが、台紙を自動で供給すれば手間が減ります。
うちでは、台紙自動供給付のブリスター包装機を数多く対応してきてるので、この点に関しても対応できます~! むろん、台紙を含め、容器や製品の自動供給にも対応してます ♪。
余談。
娘が買ってきたこのシャーペン。 とても人気があるみたいです。 切り替えで芯先のクッション性がかわるみたいで、とても描きやすいんだとか。 あと、グリップのところ、握らせてもらったんですけど、かなり感触がいいですよ。 学生さんにはもってこいだと思います。
ただ、ボクの場合… この歳になるとシャーペンはあんまり使わなくなるもんで… (^_^;)
というわけで、あなたの生産ラインがもっと快適になればいいですよね。 時短設計®な視点で、あなたの作業現場が、少しでもハッピーに快適になることサポートをしてい
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