まとめ。
環境問題への取り組みは、かなり以前の公害への取り組みに似ているのでは? と思ったりします。
水俣病、水銀の問題、赤潮、光化学スモッグ、河川の水質汚染… 以前、我々はそういった問題を克服してきました。 しかし、よくよく考えると、それらの発生の引き金になった根本的な理由は、【企業側のコスト意識】にあったことは否めませんよね。
廃液や汚れた気体を処理するためには多大なコストがかかるため、未処理でタレ流す。
でも結局、その部分を〝ケチった〟ために、後々、莫大なツケを払わざるを得なくなったというわけでしょ?
結果として公害が起こって、その対応へのムーブメントが起き、解決へと繋がっていった… そんな感じの流れだと推察します。 現状起きている環境問題も、つまるところは〝コスト意識〟が発端です。
そうやって、自分たちの利便性だけを考えて突き進んでしまった…
ただ、以前ような公害問題は局所的な面が大きかったのでしょうけど、現在の問題は地球全体です。 しかも、全人類の活動が地球全体の環境に影響を及ぼしている。
母なる地球環境そのものの生死に関わること、それはつまり、人間を含め地球上全てに関わる問題です。 コストがどうのとは言ってられないのではないでしょうか?
とにもかくにも、引き金を引いてしまったのは我々人間たちです。
世界中での 〝自分さえ良ければ…〟 の意識が招いた結果をもっと思い知るべきなのですよね。 各国が協定を結んで、取り組んでいくことはいいことだと思います。 しかし、国より前にあるのは、会社であり、メーカーであり、元を辿れば、それを使う消費者である我々個人なのです。 環境問題を解決するには、個人個人のマインドシフトに他ならないのだと思っています。
たとえちっぽけでも、企業として、個人としてできることをしていきたいと思います。
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