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パッケージデザインのメリットって、わかりますか?

詰め替え容器… 過去のスタイルでは、結構イラっとしたことがあります。
開け口には切れ目が入ってるのですが、お風呂に入ってる時に入れ替えるもんだから、
手が滑って開けれない。 切れ目があってもキレず、すごく、めんどくさいのです。

それを思うと、これってかなり便利そうですよね。衝撃的なリニューアルだと思います。

包装資材のコストの面から考えると、『花王さんもやるなぁ!』と思ったりします。

なんでか?

恐らく今までのはフィルムの貼り合わせだから、さほど単価がかかってないはずです。
詰め替え用ともなれば、なおのこと、コストがかけれないでしょうしね。

でも、このパッケージでは、〝ボトルの口〟をくっつけないと容器として成り立たない。
容器の口部分の素材も違う成形品を貼り付けるわけですから、技術的にもハイレベル。

今までより手間ヒマ=コストがかかっているはずなので、思い切ったことをしたなぁって
思うわけです。

まぁ、仕入れの実状がわからないので、正確なことはよくわかりませんが… w

仮に、資材単価が上がったとしても、利用者への利便性が勝れば、それを採用する
価値があるということですよね。
またこういった取り組みが、『便利になって、すばらしい取組みをしてるじゃないか!』
などという企業のイメージをあげる要因にもなるのです。

つまり、結局のところ、パッケージに求めらるのは、
利用する側にも、提供する側にも、メリットが存在するということだと思うのです。

何が言いたいのか?

利用者への利便性だけを追求して、その振り出しの自分のところが困窮する、また逆に
利用者に不便をかけたり、自分の協力各社が悲鳴をあげるようではちょっと違うかな
ということです。

自社も、お客様も、地球環境を含めて、皆がハッピーになれる。
それがパッケージの役目だと思っています。

 

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けたろーのアバター けたろー 包装機械移相談士/時短設計®士。

包装機械相談士。時短設計®士。 先代よりブリスター包装機と関わり約40年余り。『人海的な手作業』が主流のこの包装業態に風穴をあけるべく、もっとブリスター包装機械のことを知ってもらいたくてこのサイトを立ち上げました。包装作業は毎日のことなので、なるべく、その負荷を減らせるようできればと思ってます。 人手不足や働き方改革が叫ばれている昨今。何かのきっかけになれば幸いです。 あなたの生産現場が、最高最善にハッピーになれますように。(*^-^)