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ブリスター包装機の平版での多数個処理は本当に処理効率がいいのか? その3

要は、作業が分断されて、その間に『溜め=滞留』が起きてしまうということが、
作業効率が悪くなってしまう原因です。

でも、本当のところの問題は、『作業効率が悪い』ということに気づかず
作業を続けているところなのだと思うのです。

『その1』の冒頭で、ブリスター包装をされている会社さんが言われていた
〝それしか知らないから、何がいいのかわからない。〟 という言葉を思い出してください。

与えられた仕事を与えられた通りに、何の疑問も持たずに作業をしてしまっているところに
問題の本質があると思えます。

まぁ裏を返せば、他を知らないから、それがマズイということに気が付かないのでしょうね。

いや、『気が付かない』のではなく、〝気が付けない〟のです。

でも、安心してください。
これを読んで頂けたあなたは、少なくともそういった問題点があるという情報を
手にしたということですから、〝気づきを持たれた〟ということですよね。

気づきがあるということは、その先に進める足掛かりになるということでもあります。

では、話を進めますね・・・。

この溜めをつくる状態を別の言い方で言えば、『仕掛品』とも言い換えることができます
仕掛品とは、すなわち・・・

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けたろーのアバター けたろー 包装機械移相談士/時短設計®士。

包装機械相談士。時短設計®士。 先代よりブリスター包装機と関わり約40年余り。『人海的な手作業』が主流のこの包装業態に風穴をあけるべく、もっとブリスター包装機械のことを知ってもらいたくてこのサイトを立ち上げました。包装作業は毎日のことなので、なるべく、その負荷を減らせるようできればと思ってます。 人手不足や働き方改革が叫ばれている昨今。何かのきっかけになれば幸いです。 あなたの生産現場が、最高最善にハッピーになれますように。(*^-^)