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溶着タイプのブリスターパックへの誤解。

実は、スライドブリスターの方が資材単価が高い!

 

見落とされがちなのが、資材(容器)のコストです。
こと、資材費は消耗品です。

容器単価は、その構造により生じます。

・・・ 詳しく説明しますね。

 

容器の特徴から言うと、
スライドブリスターは台紙を挿入するという構造をしています。

台紙を挿入するためには、容器自体の大きさを台紙以上の大きさにする
必要があり、また、台紙を挿入させる溝も必要になります。

とするなら、この溝を形成させるために製作工程が必要ということです。

その一方で溶着タイプの場合には、同一の内容物であっても、
台紙に貼り付けるための『溶着(シール)代』の部分があればよいので
スライドブリスターに比べ、材料面積は減ります。

すなわち、溶着タイプの容器の方が同じ大きさの材料で、たくさん作れる
ということです。

左:溶着タイプ 右:スライドタイプ

左:溶着  右:スライド

ということは、つまり、
溶着タイプの方が格段に容器自体のコストが下がるというわけです。

さて、少し思い出してください・・・。

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けたろーのアバター けたろー 包装機械移相談士/時短設計®士。

包装機械相談士。時短設計®士。 先代よりブリスター包装機と関わり約40年余り。『人海的な手作業』が主流のこの包装業態に風穴をあけるべく、もっとブリスター包装機械のことを知ってもらいたくてこのサイトを立ち上げました。包装作業は毎日のことなので、なるべく、その負荷を減らせるようできればと思ってます。 人手不足や働き方改革が叫ばれている昨今。何かのきっかけになれば幸いです。 あなたの生産現場が、最高最善にハッピーになれますように。(*^-^)