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機械を導入する前に考えておきたいポイント。

“出口をどうするか?”  です。

出口とは、包装機から包装された製品が出された後の世界のことを指します。

とりわけ、生産ラインを考える上での陥りやすい失敗は、その点にあるといっても
過言ではないのです。

概ね、包装機械を導入する際の視点は、“生産数や処理数をあげること” だけに
注力されます。

でもそれは、“入ってくるのを増やす” こと、つまり〝入口〟を考えていることになります。

しかし、
入り口を整え入ってくる量が増えたとしても、出口が整っていなければ、どうでしょうか?
入ってくるばかりで出ていくことができず、流れが滞ってしまいますよね?

入れる方ばっかりに注目してしまうと、出口に滞りが生じてダンゴになってしまうのです。

少し思い返して頂きたいのは、包装作業における〝ゴール〟は何か? ということ。

包装作業における〝ゴール〟は、包装された商品が小箱に詰められ、段ボールなどの外箱に
詰められ、出荷を待つ状態になることです。

包装機からでてきた状態というのは、途中段階であって〝仕掛り〟でしかありません。
つまり、箱詰めまでを踏まえて、一連で考える必要があるということなのです。

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けたろーのアバター けたろー 包装機械移相談士/時短設計®士。

包装機械相談士。時短設計®士。 先代よりブリスター包装機と関わり約40年余り。『人海的な手作業』が主流のこの包装業態に風穴をあけるべく、もっとブリスター包装機械のことを知ってもらいたくてこのサイトを立ち上げました。包装作業は毎日のことなので、なるべく、その負荷を減らせるようできればと思ってます。 人手不足や働き方改革が叫ばれている昨今。何かのきっかけになれば幸いです。 あなたの生産現場が、最高最善にハッピーになれますように。(*^-^)