最先端と言われているところでは、AIやロボットを駆使して既に無人化が実現されているとも聞きます。
ピロー包装や、容器充填だとか、至極身近な製品への包装作業の現場でも同様に、自動化や機械化が
どんどん摂りいれられて、人があまり介在しないような環境になってきているように思います。
が、しかし、BUT!!
ブリスター包装の業界って、まだまだ、人海でやっているイメージが強いのです。 (T□T)
かなり流通している包装形態の割に、他の包装に比べてかなり遅れているのは否めないのです。
その原因の一つが、主流で出回っているブリスター包装機のコンセプト自体が〝世の労働環境の現状〟と
かなり、かけ離れているからなのでは? と、個人的には考えています。
というのも、一昔、いや、2世代ほど前の、大量生産、大量消費時代って、作れば売れるっていう
時代でしたよね。
人手も簡単に確保できて、人件費という面でも今よりもシビアではなかったと聞いてます。
むしろ、機械(設備)に金をかけるよりも、人を雇って人に作業させる方が現場的に楽で、且つ、
生産性も上がるんだぞ! みたいな風潮だったと。
主流のブリスター包装機は、そんな時代のコンセプトの下で開発され広く使われきました。
でも、それから時代は大きく変わっていきます。
作れば売れるような、大量消費・大量生産の時代ではなくなってきているのです。
にもかかわらず、言い方が悪いのですけど・・使用されている方々も、
「これが普通やん。」 であんまり勉強されていないという感じのところが多いみたいな気がします。
まぁ、それで回っているのであれば、第3者がとやかく言う必要もないのですけどね。