コンベアタイプでは、型枚数がそれなりに必要になってくること。 それが弱点なのです。
なぜなら、実際に使用できるのは機械の上面に現れている型だけ。
しかし、搬送させるためには、ぐるっと下面もつなげる必要があります。
ごく単純にいうと、上面で、例えば、10型分必要だったとしても、下面とリターンする
側面部分が必要になってくるので、22枚以上型がいるっていう計算になります。
つまり、半分以上は実処理(包装)として使えないということです。
構造上仕方がないのですが、少し無駄が多いのです。
また、型枚数が多いということは、逆に言えば、その枚数分だけ調整がいるということ
でもあります。
例えば、32型仕様の場合、32型とも溶着性が同じであるという確認をする必要が
いるということです。
まぁ、正直なところを言えば、
型枚数が増えれば、製造元のボクらは儲かっていいのですけどね。笑
でも、それが、ボクにはなんとも申し訳なくって。 単純に商売が下手なのです。(^_^;)
なので、よほどの生産数が必要でない限り、このタイプはお奨めしていません。