たしかに、小ロットの場合には、さほど気にならない作業のように思えます。
が、ロットが増えてくれば、かなりメンドクサそうな厄介な作業になりそうです。
作業性から少しイメージしてみたのですが、
日産3000個というのが、包装を見直すひとつのガイドラインになってきそうな
気がしました。
3000個と言うと、8時間の作業時間として、だいたい400個くらいです。
1分間に、おおよそ6~7個仕上げる計算になります。
へ~、6~7個って、たかだか、しれてるやん!
と思われるかもしれませんね。 でも、ちょっと待ってください。
手作業仕事で毎日、毎分、毎時間繰り返すとなると、どうでしょう??
毎日、毎時間、一定に手作業をキープするって、かなり、しんどそうな作業です。
体調が悪い時もあるだろうし、しんどい時や、調子が乗らない時もあるでしょうし。
それに一番の問題は、生産数は人の能力(調子)に依存してしまうこと です。
能力のある人、あるいは、気分や体調の調子のいい時などでは、おそらく生産数もあがります。
でも、その逆の場合は、どうでしょうか?
多くの生産現場では生産数を計画的に決めていると思いますが、手作業に依存している場合、
実際のところ、計画通りに進まないことが往々にしてあるのではないでしょうか?
計画したとしても、包装担当が調子の悪い時には生産数がガタ落ち。また、たとえば、
その作業をパートさんにお任せしているとして、何かの事情で出社できない場合には生産の目途が
たたないとか…
最悪の場合には、失注もあり得ますよね。