これは、経験上の話なのですが、上手くいかないパターンは、概ね、事前に該当部署への
アナウンスがなく、ほぼ強制的に実行してしまうというパターンです。
実際に納入先で体験したことをお伝えしますね。
ブリスター包装機ではなかったのですが、機械設置工事の当日に
『今日から、これを入れるんでよろしく!』みたいにされたところがあったのです。
機械を据え置いて、現場スタッフに説明するという時にそのスタッフからでた言葉に
衝撃が走りました。
〝え? こんな機械入るなんて聞いてないです。しかも、今日に入るなんてことも。〟
商社経由での仕事だったのですが、こちらとしても、当然、事前に内部調整されているつもりでいたので
すごくびっくりしました。
裏を返せば、
現場として付加したい機能や、使い勝手も意見として全く汲み上げていないということですよね。
うちとしても、商社経由なので直接現場の意見を聴ける状況でもなかったので、かなりの誤算でした。
また、当日のその状況は、現場からすれば〝会社〟の言う事なんで従わざるを得ないですよね。
当然、仕事ですし… 現場担当者の渋々・嫌々というのが、ものすごく見てとれました。
でもそれは、かなりの〝遺恨〟を残す結果となりますよね。
こういった状況では、現場からすれば、ムリやりやらされるという感が否めないです。
なので、結局、推進派の担当者や、強いては、会社に対しての不信感を募らせてしまって、
ある種の嫌悪感を増幅させてしまうことになってしまうのです。
一旦芽生えた不信感や嫌悪感はなかなかぬぐうことができません。
ボクが知る限り、これって結構あります。
担当からすれば該当部署に伝えたつもりでも、きちんと内容や意義が伝わってないみたいなのです。
では、どうすれば防げるでしょうか?