今回がブリスター包装が初めてというお客様でした。
包装資材については、お客様にてということでお願いしていて、いざ、シールテストという
段になって、持ってこられた台紙でシールチェックすると全く着かないのです。
機械のバランスを調整したり、温度変えたりとさまざまな方法で試すのですが全く着かない。
しかも、
そのお客様がもってこられた試作の台紙では、ある色の部分だけ着きが異様に悪いという
現象も発生する始末・・・。
当然、お客さんは機械の所為にされます… (´Д`ι)アセアセ
埒があかないので、残していた他社さんのサンプル用の台紙で試してみたところ・・・
しっかり、くっきり、何の問題もなく、くっつくではありませんか!!
以後、ホットメルトの材質を確認して頂き、印刷時の色を変えて頂くことで
くっつかないという問題は全てクリアできました。
〝着きが悪い〟という状況が発生した場合、まっさきに機械側を疑う…
まぁ、当然のことかもしれませんが、機械以外の事柄もしっかり調べた方がいいですよね。
シール性の問題は、このケースのように導入当初にわかる場合と、しばらく使用してから
起こる場合もあります。
お付き合いの資材メーカーにもよると思いますが、メーカー都合でホットメルトの種類や
配合を変えるということもあり得る話ですので、知識としては持っておいた方が無難です。