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なぜ、シール不良が起きるのか? その2

今回がブリスター包装が初めてというお客様でした。

包装資材については、お客様にてということでお願いしていて、いざ、シールテストという
段になって、持ってこられた台紙でシールチェックすると全く着かないのです。
機械のバランスを調整したり、温度変えたりとさまざまな方法で試すのですが全く着かない。

しかも、
そのお客様がもってこられた試作の台紙では、ある色の部分だけ着きが異様に悪いという
現象も発生する始末・・・。

当然、お客さんは機械の所為にされます… (´Д`ι)アセアセ
埒があかないので、残していた他社さんのサンプル用の台紙で試してみたところ・・・

しっかり、くっきり、何の問題もなく、くっつくではありませんか!!

以後、ホットメルトの材質を確認して頂き、印刷時の色を変えて頂くことで
くっつかないという問題は全てクリアできました。

〝着きが悪い〟という状況が発生した場合、まっさきに機械側を疑う…
まぁ、当然のことかもしれませんが、機械以外の事柄もしっかり調べた方がいいですよね。

シール性の問題は、このケースのように導入当初にわかる場合と、しばらく使用してから
起こる場合もあります。

お付き合いの資材メーカーにもよると思いますが、メーカー都合でホットメルトの種類や
配合を変えるということもあり得る話ですので、知識としては持っておいた方が無難です。

 

 

 

 

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けたろーのアバター けたろー 包装機械移相談士/時短設計®士。

包装機械相談士。時短設計®士。 先代よりブリスター包装機と関わり約40年余り。『人海的な手作業』が主流のこの包装業態に風穴をあけるべく、もっとブリスター包装機械のことを知ってもらいたくてこのサイトを立ち上げました。包装作業は毎日のことなので、なるべく、その負荷を減らせるようできればと思ってます。 人手不足や働き方改革が叫ばれている昨今。何かのきっかけになれば幸いです。 あなたの生産現場が、最高最善にハッピーになれますように。(*^-^)