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なぜ、シール不良が起きるのか? その1

広面積なヒートプレートを用いている場合、ヒータの構成によっては
熱分布が均質になりづらい傾向があります。

面積が広いと、中央部と端とでは均熱化が難しいのです。
多少の差がでてしまいます。

また、ヒータプレートの表面の精度がまずいと、接触時に温度ムラが
発生しやすくなります。

すなわち、シール時のヒータプレートと包材との密着性です。
例えば、偏りなどが発生し〝浮いている〟状態が生じている場合には
〝浮いている〟箇所には熱が伝わりにくくなりますので、溶着不良が生じます。

その『浮き』を軽減させるために、この手のタイプでは〝高圧でプレス〟する
という方法で対処しているのですが、その弊害が他に生じるのです。

…という話の続きは、次の機会に。

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けたろーのアバター けたろー 包装機械移相談士/時短設計®士。

包装機械相談士。時短設計®士。 先代よりブリスター包装機と関わり約40年余り。『人海的な手作業』が主流のこの包装業態に風穴をあけるべく、もっとブリスター包装機械のことを知ってもらいたくてこのサイトを立ち上げました。包装作業は毎日のことなので、なるべく、その負荷を減らせるようできればと思ってます。 人手不足や働き方改革が叫ばれている昨今。何かのきっかけになれば幸いです。 あなたの生産現場が、最高最善にハッピーになれますように。(*^-^)