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ヒートシールでのノウハウ・・その3。

一番手っ取り早い確認方法が、過去使用してよくくっ付いた台紙で試してみることです。

全くの新規なら別なのですが、例えば、台紙のデザインを新しくしたりとか、新商品が加わったとか
という場合に、以前の台紙を使ってテストしてみるという手段が非常に有効になります。

うちでも、そうやって確認する場合があります。

ちなみに、これは、以前うちで経験した出来事なのですけど・・。

全くの新規でブリスター包装を採用したいというお客様ときのことです。
包装資材は全て、そのお客様にて準備されるとのことでした。

機械ができて、いざ、溶着テスト!

という段階で、溶着してみると・・・まったく着かないという問題が発生!

 

医療系のクライエント様でしたので、包装以外のヒートシールに関しての知識はおありで、
それはそれはもう、ホントにいろいろと確認されました。

シール面のバランスレベルや機械的な構成を確認して、いろんな温度で試してみるも全くつかないのです。

着いたように見えてもウワベだけがくっ付いてるようで、パリっ と剥がれてしまう…

印刷面の特定の個所だけ、つかないという傾向もありました。

その時、たまたま、以前別のお客様で使用したサンプル台紙があったので、それを同じ大きさに切って、
試してみたのです。 すると・・・!!!

全く問題なく、くっつく!! ではありませんか!!!

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けたろーのアバター けたろー 包装機械移相談士/時短設計®士。

包装機械相談士。時短設計®士。 先代よりブリスター包装機と関わり約40年余り。『人海的な手作業』が主流のこの包装業態に風穴をあけるべく、もっとブリスター包装機械のことを知ってもらいたくてこのサイトを立ち上げました。包装作業は毎日のことなので、なるべく、その負荷を減らせるようできればと思ってます。 人手不足や働き方改革が叫ばれている昨今。何かのきっかけになれば幸いです。 あなたの生産現場が、最高最善にハッピーになれますように。(*^-^)