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ヒートシールでのノウハウ・・その3。

着かないというトラブルが発生した場合、一般的な状況で考えてみてください。
例えば、何かと何かを接着剤でくっつけるという作業をする場合。

 

使用する接着剤がまずければ(不適切なら)、
くっ付けたい対象のモノAと、モノBはくっ付かないでしょ?

 

それと同じ理屈です。
でも、これに気が付くまでって、かなりスッタモンダするんですよね。

前々回くらいでお伝えしたかもしれませんが、それぞれの業者では、

『うちの所為じゃない!』

という責任転嫁がはじまりますので・・ 大汗

では、ホットメルトを疑って、次に何を確認するか? ですよね。
ちょっと説明しますね。

 

まず、そのホットメルトが溶けだす温度を確認します
(台紙の資材メーカーに言えば、教えてくれると思います。)
 ⇒ その条件で、ヒートシールを行ってみます。

 

使用してるホットメルト剤の材質を確認します。
⇒ 水溶系か? 溶剤系か?
※ 溶剤系の方がくっつきやすいと言われてますが、現在は水溶性が主流みたいです。

 

台紙そのものの材質を確認します。
⇒ 紙の材質には、ブリスター包装に向き不向きがあります。
※ 上質紙よりも古紙が向いてます。

 

台紙の印刷時に使用されたインクとホットメルトの相性を確認します。
⇒ ある色目だけくっつかないという状況があるか?
※ ホットメルトとの相性が悪い色(インク)があります。

そんな感じで、確認していくのです。

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けたろーのアバター けたろー 包装機械移相談士/時短設計®士。

包装機械相談士。時短設計®士。 先代よりブリスター包装機と関わり約40年余り。『人海的な手作業』が主流のこの包装業態に風穴をあけるべく、もっとブリスター包装機械のことを知ってもらいたくてこのサイトを立ち上げました。包装作業は毎日のことなので、なるべく、その負荷を減らせるようできればと思ってます。 人手不足や働き方改革が叫ばれている昨今。何かのきっかけになれば幸いです。 あなたの生産現場が、最高最善にハッピーになれますように。(*^-^)