なぜ、くっつかない?
ブリスター包装において、
という現象が、最大かつ最悪の問題です。
なぜ、最悪の問題なのか?
それは、台紙と成型容器がくっついてこそのパッケージですので、くっ付かなければブリスターパッケージとして成立しないからです。 しかし、これを逆に言えば〝如何に効率よく、確実に着けるか?〟ということこそがブリスター包装での最大の課題とも言えます。
じゃぁ、なぜ〝くっつかないという現象〟が起きるのでしょうか?
これは、うちでも何度か経験していて、うちの場合では創作した機械でのシール性の確認の際に、そういう状況がちょくちょく起こることがあるのです。
例えば、クライエントさんからお預かりした包装資材を使って、シールテストをしてみるのだけどくっつかないという状況がそれです。 最悪の場合、クライエントさんから
あんたのとこの機械、性能悪いで!
などと言われかねないので、現地に据え置くまでにいろいろとチェックするのです。 でも時に、
条件を変えて見ても、ダメ。
ある部分だけの着き方がマズイ。
…など、『なんで着かないんだろ?』 とすったもんだする場合があったりしました。 もっとも最近では、打ち合わせの段階でクライエントさんに事前にキーポイントをお伝えするので、あまりそういう状況は発生しないのですけどね。
実は、確認すべきポイントがあるのです。 それを、少しお伝えしますね。