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ヒートシールでのノウハウ・・その1。

その他、誤解から生じている問題。

その他の問題で言えば、誤解から生じている問題です。 それは何かと言うと、ヒートシールは〝圧力さえかければくっつくと思ってる人がいること。〟 です。 いや、〝いる〟というより、むしろ、〝多い〟という方が適切ですね。

こと、ブリスター包装ではそれが顕著です。

もっと圧力をかけろ! 圧力をかけないとつかんぞ!

って言う人がいますが、それこそが誤解そのものなのです。

もし、あなたの社内にそういう方が居られたとするなら、その人の理解や認識が間違ってます。 まぁ、確かに、多少の圧力は必要なのですが〝圧力で着く〟わけではないのです。 

根本的に言えば、そもそも〝ヒートシール〟であって〝圧着〟ではありません。

圧着で着くなら、熱をかける必要もありませんよね? ヒートシールは、その名の通り〝熱でくっつけること〟を意味しているのですから。 くどいようですが、ヒートシールとは、

熱による〝溶着〟であって、圧力による〝圧着〟ではない。

のです。 

そこんところの〝大きな〟誤解で、機械構造的にもかなり大きな誤解を生んでしまっている感は否めないのですけども・・。(汗) 

そして、そうそう!

先に挙げたホットメルト剤の問題には印刷インクとホットメルトの相性とか、台紙そのものの質感、種類など・・ 実は、いろんな要因が絡んでくるんですよ。 ただ闇雲に〝犯人捜し〟をしてしまうと、不毛な状態・状況が生まれてしまいますので、穏便にかつ、迅速に解決していきたいですよね。 

長年携わってきた経験からお伝えできることなのですけど… 少し長くなるので今回はこの辺にして、続きは次回にしますね。


修正・加筆: 2021/12/27

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けたろーのアバター けたろー 包装機械移相談士/時短設計®士。

包装機械相談士。時短設計®士。 先代よりブリスター包装機と関わり約40年余り。『人海的な手作業』が主流のこの包装業態に風穴をあけるべく、もっとブリスター包装機械のことを知ってもらいたくてこのサイトを立ち上げました。包装作業は毎日のことなので、なるべく、その負荷を減らせるようできればと思ってます。 人手不足や働き方改革が叫ばれている昨今。何かのきっかけになれば幸いです。 あなたの生産現場が、最高最善にハッピーになれますように。(*^-^)