最終的には、これに依る原因が多い。
これは、あくまで機械の立場からの意見なのですけど、ブリスター包装でのヒートシールの最終的な問題は、
ホットメルトによるところが一番大きい!
という結論に辿りつきます。
台紙の加工屋さんには非常に申し訳ないのですけど、これが、ブリスター包装に関わってきた40余年の経験上の結論です。
そもそものところを考えて見ましょう。 ヒートシールの根本って何か? と言えば、
熱でくっつける!
ということです。 ためしに、何も処理していない台紙と容器をくっ付けてみてください。
どうがんばってもくっ付かないですよね?
ホットメルトという【接着剤】を使って双方をくっ付けている以上、ブリスター包装で着くか着かないか? の問題が生じたときには〝ホットメルト〟が一番のカギを握っているということになります。
むろん、機械的にきちんと調整がなされていて、使用する容器にも歪などがないという前提でのことですけどね。
もし、今まで使用してきた機械で且つ、同じ条件なのに、着かないという現象がおきたら、そのほとんどがホットメルトに起因してるといっても過言ではないのです。