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なぜ、ブリスター包装での溶着不良が起きるか? その1

バラつきがあるという状態は、凹凸があると言い換えることができます。

この時、例えば、凸側に面を合わせてしまうと凹側が当たらなくなります。
逆に、凹に合わせるとなると、凸側を抑え込むだけの力が必要になるというわけです。

これをベースに考えれば、
シール不良の原因のひとつとして、溶着面のバランスがでていないということが考えられます。

その次ぎに、バランスに問題がなくそれでも着かない場合に思い返して頂きたいのが、
『なぜ、くっつくか?』ということです。

つまり、考える点は、メルト剤=糊 です。
ホットメルトは、溶着に直接絡んでくる重要な要素になります。

基本は、糊(ホットメルト)を適切に溶かしてということだから、その場合での原因は、

  1. 糊が溶けてない。
  2. 糊と紙(印刷インク)が合ってない。
  3. 糊が台紙に含浸されていない。

ということになります。

溶着タイプは、糊でモノと物をくっつける至ってシンプルな理屈です。
なので、そんなに難しい事ではありません。

次回にもう少し詳しくお伝えしますね。

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けたろーのアバター けたろー 包装機械移相談士/時短設計®士。

包装機械相談士。時短設計®士。 先代よりブリスター包装機と関わり約40年余り。『人海的な手作業』が主流のこの包装業態に風穴をあけるべく、もっとブリスター包装機械のことを知ってもらいたくてこのサイトを立ち上げました。包装作業は毎日のことなので、なるべく、その負荷を減らせるようできればと思ってます。 人手不足や働き方改革が叫ばれている昨今。何かのきっかけになれば幸いです。 あなたの生産現場が、最高最善にハッピーになれますように。(*^-^)